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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 134

「葵さん!睦さん!?」
「琴ちゃん!?一体どうしたのその姿!?」

教室に飛び込んできたのは、浩二を探していた明日香と茜であった。
声だけを手がかりにここまでやってくるあたり、さすがは浩二の専用奴隷というところか。
あの性獣浩二じゃなくてよかったと、心底失礼なことを考えながら安堵のため息をつく双子。
正直イキやすい彼女たちに、浩二を止める自信はなかったのだ。
そうなれば気絶した琴もろとも浩二の精液漬けされて入院ルートへまっしぐらだったことだろう(産婦人科・精神科両方の意味で)。
とにかく明日香たちに会えたのはこれ幸いと、2人は息の合ったコンビネーションで2人に知りえた全てを説明した。
浩二の凶暴化。琴がその犠牲者第1号となったこと。
湊が浩二の相手をしているが、時間の問題であろうこと。
それを聞いた2人は予想通りの展開に思わずため息をついたり頭を抱えたりした。

「・・・やっぱりこうなっちゃいましたか」
「ああなった浩二様の精力はすごいからね〜。
 まあ、今度のは落ち込んでた日が短いから今日で治まる、かな?」
「「ど、どういうことですっ!?
 浩二様がああなった理由を知ってるんですかっ!?」」

落ち着いた2人の様子に、葵と睦はステレオモードで声を荒げる。
そんな2人に、明日香たちは説明を始めた。
それは暴君浩二の暴君たる、隠された理由であった。

「浩二様が普段ああなのはね。常に強くあろうとする心の表れなのよ」
「誰にも負けない、私たちの理想のご主人様。
 それが普段の浩二様のあり方なの。
 実際、2人も浩二様の専用奴隷入りしたとき、そう思ったでしょ?」

茜にそう言われ、葵と睦は浩二との出会いを思い出す。
2人は母乳体質の双子ということで、絶えず男たちの格好の的として日々レイプまがいの攻撃にさらされていた。
それゆえに2人の結びつきは一層強くなり、一時は男性恐怖症にまで陥った。
そんな中、彼女たちを救ってくれたのが浩二だった。
浩二は2人を切り裂こうとする無粋な男たちをぶっ飛ばすと、問答無用で自分たちを犯した。
『おまえらはオレのモノだ。他の男には指1本触れさせない』と言いながら。
双子は何度も何度もイカされ、自ら奴隷入りを宣言するまで犯された。
あの時はなんてひどい男だと思ったものだが、あれによって自分たちに手を出す男は激変した。

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