PiPi's World 投稿小説

香港国際学園
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 130
 132
の最後へ

香港国際学園 132

「それから姉さんと母さんは夫婦同然の関係になって、姉さんは誠二を産んだんだ。そして、当時、服部一族を匿った嫌疑のあった鳳家当主を幽閉し、女として育てられるはずの誠二を鳳家当主にする工作をしたのさ」
「その君のお姉さんが、理事と手を組んだ可能性もあるわね・・・」
つたやがお茶を飲みながら口を挟む。
「姉さんなら僕に悟らせず鈴木家を動かすことも可能だと思う・・・」
再び渋い表情になった誠一。
「ところでさ・・・誠一くん、真剣な話やけど・・・」
「なんですか?・・・改まって・・・」
真剣な表情になるつたやに、思わず身を乗り出した誠一。
「誠一くん、胸苦しくない?・・・ブラきつすぎるやろ?」
「なっ!?・・・なんですか、いきなり・・・そりゃぁ、最近きつめだけど・・・」

つたやは誠一に迫り怒ったような顔をする。
「女の子にとっては大事な事よ!・・・サイズが合わないと余計にしんどいのよ・・・」
「僕は男です!・・・それに、今は・・・って!・・・」
誠一の胸元を開け始めるつたやは、メジャーを取り出す。
「誠一くん、ちゃんとサイズ測ってあげるから動かんといてよ」
手馴れた様子で誠一の服を剥ぎ取り、胸を丸出しにするつたや。男性陣は慌てて後ろを向く。
「トップ101.5・・・アンダーはっと・・・Iカップやね・・・このブラ、G!・・・そりゃきついわ。悠里ちゃんブラある?」
「また大きくなっている・・・」
ショックを受け落ち込む誠一・・・101.5、56、90の見事な身体も本人にとっては悩みの種でしかない。
「カタログあるから選んで・・・」
つたやに言われ、胸元から下着のカタログを出す悠里。
そのカタログを受け取った奈々子と絵里子がページをめくる。

「ウチと比べたら格段にスタイルええからなぁ、お館様は・・・」
と言いながらも、180cm近い長身で116、72、108のHカップのダイナマイトバディを誇る奈々子。
「そうね、羨ましいぐらいだわ・・・カップはとうとう越されてしまったし・・・」
こちらは170cmを超え、103、63、98のHカップの見事なスタイルの絵里子。
2人は食い入るようにカタログを見る。
「これ、可愛いやん!・・・絶対これやわ!!」
「セクシーなものの方が似合うって!・・・こっちよ!」
「どれどれ・・・僕の好みはこれだね」
わいわいと言い始めた2人にやなくが加わる。

誠一を置き去りにして、奈々子、絵里子、やなくが盛り上がる。
「ウチはこれがええと思うで」「こっちじゃない?」「僕はがいいと思うな。似合うんじゃない?」
やなくは、誠一を見ながら口の端をあげてニヤリと笑う。
やなくが指差した所には真っ赤な下着があった。下着はかなりきわどかった。パンツに到っては、レースのスケスケで履いても茂みは隠せないだろう。ヒモパンと言うやつだ。奈々子も絵里子も「いいねぇ」と賛成のようだ。誠一は、一瞬気が遠くなった。
「おい…やなく…」
誠一のこめかみに青筋が浮かんだ…。
「まて!!!誠一、こんなとこで放電したら・・・」
パチパチッと音がするので理人が見てみると怒りの形相で充電した電気を放電し始めた誠一がいた・・・・。



「全く!僕は男だって言うのに!!!」
「あのなぁ・・・・、銀城先生もいるんだぞ!!!」
「そうだよ、また刹ちゃんが怒るよ?」
放電し終えて、悠里に出してもらった地味めの下着と服を着ている誠一に理人とやなくが文句を飛ばす。
「あ〜あ、才英君なんか、完璧にノビちゃってるよ。」
「自分の体くらい、しっかり把握しておくものだ。」
つたやと刀機が続く。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す