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俺様生徒会長?!
官能リレー小説 - 学園物

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俺様生徒会長?! 14

「あのぉ…もぅ…結構好き勝手にやられちゃってるんでけど…」椿は苦し気に笑って怜の視線から逃れる様にモジモジと身体をクネらせた。
「逃げるな!本気で俺のものになるか?」怜の視線がズキンと椿の胸に突き刺さった。
「…………はい。」
椿は顔を真っ赤にしながら答えた。怜はそんな椿の頭をポンっと叩き
「椿は余程俺が好きなんだな。まぁーこれからも宜しくな!椿。」
と優しく語りかけてきました。

椿は教室に戻り先程の出来事を思い出していた。
(っていうか私達付き合ったんだよね…何か信じられないな…でも怜と付き合ってるってバレると…怜の取り巻き達に何かされそぅだな。特に水瀬サンとか……)

そんな事を考えている間にあっという間に放課後になっていた。
因みに今まで椿が生徒会室に入り浸っていても怪しまれて居ないのは椿が生徒会副会長だからである。怜が勝手に決めてしまった。怜には先生は勿論校長ですら逆らえないのだ。

−ガラ
椿が帰り支度をしているといきなり周りの女の子達が騒ぎはじめた。
「風並サン居ますか?」
椿は自分の名前を呼んでいる方向を振り向いた。
「あっ!居た。風並サン今日生徒会ないから一緒に帰ろう?」
その瞬間女の子達の痛い位の視線が椿に向けられた。
「れ……会長!?」
椿はすぐさま言い直した。
(怜!!!迎えに来た事ないのに…とりあえず何とかごまかさなくちゃ!)
「はい。学祭の買い物ですよね?要先輩は後からですか?」
(怜…お願いだから話合わせて…)
「…うん。要は先生に用事あるから先行っててって言ってたよ。風並サンはもぅ行ける?」
「はい…」
椿を睨んでいた子達がそのやりとりを聞いてなんだぁ〜と言い一気に緊迫した空気はかき消されました。

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