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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 117

その声にびっくりした浩二は、つい2人の胸を力強く握ってしまった。

「あうぅっ!!」
「痛ッ!?」
「わ、悪いっ!?!大丈夫か!?」

初めてのことで緊張していた浩二は、とっさのことについ謝罪の言葉が漏れる。
爪でも立ててしまったかと不安になり、慌てて手を離して2人の胸を見ようと思ったが・・・。

「あっ!ダメッ!」
「手を離さないでくださいっ!」

いち早くそれに気づいた明日香と茜はすばやく手をとって胸に押し付ける。
いつにない積極的な行動に浩二は驚いていると、2人は顔を真っ赤に染めてこう言った。

「わ、私たちは大丈夫ですから・・・。
 そ、その・・・続けてください」
「こ、浩二君のためだったら私、どんなことでもしてあげるから・・・」

健気なセリフとは裏腹に、彼女たちは必死だった。
今、行為をやめてしまえば、自分たちに浩二が悪さをしないように繋ぎ止めることができないからだ。
それだけではない。
根は優しい浩二が、もしここでやめてしまったら、父光太郎がどう出てくるかわからない。
茜は浩二の父親のことをよく知らないが、明日香は彼をよく理解していた。
下手をすれば、『女の子に恥をかかすとは何事だ』と言って浩二に危害を加えかねない。
2人は浩二をつなぎとめるため、それぞれの思いを胸に、羞恥心と戦いながら初めての奉仕に挑戦しているのであった。

「さ・・・さあ、続けてください」
「そ、その・・・。私たちも初めてだから、優しくして・・・ね?」

2人はそう言って再び浩二の両手を胸に押し付ける。
浩二はまた傷つけやしないかとしばらく様子を見ていたが、やがて恐る恐るだが2人の胸を揉み始めた。

「ンっ・・・!」
「ふっ・・・うンっ!」

ぎこちない動きから、だんだん大胆になっていく浩二の手。
お互い何もかもが初めてだというのに、明日香と茜は吐息にわずかながら甘い色を混ぜ始めていた。
さすがは絶倫の光太郎の息子と言ったところであろうか。
やがて2人の興奮の度合いを示すように、浩二の手の中で桜色の突起がむくむくと大きくなっていく。
浩二は勃起していくそれに気がつくと、茜の胸から手を離し、明日香の胸をつかんだまま茜の乳首をつまむ。

「ひゃンっ!?」

いきなり乳首をつままれ、驚きの声を上げる茜。
だが先程とは違い、痛みを訴えることもない。
それをどう解釈したのか、浩二は指の腹で茜の乳首をコリコリといじる。

「あっ!?ああっ!!こっ、おじっ!さまぁっ!!」

初めて体験する性的快感に、茜は戸惑いつつも必死にそれを受け入れる。
また余計なことを言って浩二を警戒させないよう、口を押さえるがそれでも声は止まらない。
茜は壊れたように、ただひたすら喘ぎながら浩二の名前を呼び続ける。

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