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学園の牝
官能リレー小説 - 学園物

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学園の牝 116

自分にかしずき、2人を自由にできるという途方もない権利に、興奮と迷いを隠しきれないのである。
『迷い』とは一体何のことかは言うまでもない。
父光太郎の言いなりになることへの抵抗感や、無力な自分なんかに明日香と茜を専用奴隷にしていいのか、という疑問である。
しかしもう後戻りはできない。

「こ・・・浩二様?そ、それでは始めさせていただきます・・・」
「そ、その・・・は、初めてだから、うまくできるかどうかわかんないけど・・・。
 い、一生懸命がんばりますのでお願いしますっ!」

浩二の逃げ場を崩すかのように、覚悟を決めた明日香と茜はそう言うと、立ち上がってスルスルと着ていたパジャマを脱ぎ始めた。
ちなみに部屋の電気は消していない。
この程度の恥ずかしさを乗り越えられないようでは、この先専用奴隷などやっていられないからだ。
そして明るい部屋の中に、2人の少女の裸身があらわになった。
この時の2人の胸のサイズは明日香がGカップ、茜がCカップ。
同世代の女の子から見ても十分に膨らんだ女性の象徴を前にして浩二は無意識のうちに生唾を飲んだ。
そして相手の意思を確認することなく、恐る恐る両手を2人の胸に伸ばしていく。
『触ってもいいか』と聞かなかったのは、気づかなかったからではない。
今のひねくれた彼の性格が、そんなことを言うのは情けないと思ったから言わなかったのだ。
それは後の浩二の人格を形成する重要なファクター(要素)の誕生でもある。
2人の声に驚いた浩二は反射的にその手を引っ込める。
『何か失敗したか?』と言わんばかりの不安げな表情で2人を見つめる浩二。
一方の明日香と茜は緊張のあまり、浩二に声をかけることすらできない。
初めて同士の不器用なやり取り。
そして再び浩二の手が2人の胸に触れる。

「「んっ・・・!」」

2人の口からわずかに声が漏れるが、今度は離さない。
まず手を当てたままで、その感触を確かめる。
そして相手の本能を見ながら、浩二はじわじわとつかんだ2つの乳房を揉み始めた。

「・・・んっ!」
「ひゃっ!?」

そして伸ばされた手が明日香と茜、それぞれの胸に触れ、2人は思わず声を上げる。

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