37歳で冒険者になった私
-削除/修正-
処理を選択してください
No.41
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「有り金全部だよ、坊や!」 その女性は長身を活かしてリオンとの間合いを瞬時に詰め、 彼の喉元に小振りのパンチダガーの切っ先を突きつける。 「アンナママ…」 「やっぱり所詮はガキだねぇ。ママだって。だったら、もっと大きな呼んでみな! どうせ今頃、男の腹の上で萎びた乳揺らして跳ねてるだろうよ」 彼女はリオンが優秀な魔術師であることも知らないし、ギルドと折り合いが悪くなったのが きっかけで地元から逃れて流れてきた新たな街で食うに困っての犯行だった。 空腹や焦りが心の余裕を失わせ、万が一少年を死なせても小柄なのでドブ川に捨てればいいという思いが頭をよぎる。 「その子から離れなさい!」 「アンナママ!」 呪文も唱えることもできず強盗に屈することになるかと思った瞬間、 聞き慣れた声が犯人を威嚇する。 アンナは剣の切っ先を犯人に突きつけていた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
人妻/熟女
>
37歳で冒険者になった私
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説