我が主よ!
官能リレー小説 -
ラブコメ
この作品は官能小説です。
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書き出し
「おはようございます、我が主(あるじ)よ」
「え…誰っ!?」
ある朝、全寮制私立校・大倭(やまと)学園高等部に通う飛龍 章(ひりゅう あきら)が学生寮の自室で目覚めると、布団の傍らで一人の美少女が三つ指付いて頭を下げていた。
少女は章と同じ二年生の学年章を胸に付けた大倭学園の制服に身を包み、長く美しい黒髪を後ろで縛ってポニーテールにしている。
キリリとした印象を与える整った眉、二重で意志の強そうな切れ長の瞳、鼻筋の通った顔立ち、卵形の輪郭、艶やかな漆黒の髪と好対照な白い肌…正に絵に描いたような和風美少女だが、大和撫子という感じではない。
言うなれば“侍(さむらい)”だ。
…というか少女の右側には何故か一振りの日本刀が置かれている。
こんな美少女がウチの学校に居ただろうか?と思わず頭を捻ってしまうぐらいの美少女であった。
「申し遅れました。拙者、御楯 剣(みたて つるぎ)と申す。我が主家たる飛龍家が嫡男・章様にお仕えするため参上つかまつりましてございまする」
「御楯?御楯って確か昔、家の先祖に仕えてた人の名前だよね…」
「え…誰っ!?」
ある朝、全寮制私立校・大倭(やまと)学園高等部に通う飛龍 章(ひりゅう あきら)が学生寮の自室で目覚めると、布団の傍らで一人の美少女が三つ指付いて頭を下げていた。
少女は章と同じ二年生の学年章を胸に付けた大倭学園の制服に身を包み、長く美しい黒髪を後ろで縛ってポニーテールにしている。
キリリとした印象を与える整った眉、二重で意志の強そうな切れ長の瞳、鼻筋の通った顔立ち、卵形の輪郭、艶やかな漆黒の髪と好対照な白い肌…正に絵に描いたような和風美少女だが、大和撫子という感じではない。
言うなれば“侍(さむらい)”だ。
…というか少女の右側には何故か一振りの日本刀が置かれている。
こんな美少女がウチの学校に居ただろうか?と思わず頭を捻ってしまうぐらいの美少女であった。
「申し遅れました。拙者、御楯 剣(みたて つるぎ)と申す。我が主家たる飛龍家が嫡男・章様にお仕えするため参上つかまつりましてございまする」
「御楯?御楯って確か昔、家の先祖に仕えてた人の名前だよね…」