2時間後男は帰った。それから30分後緊急で道場に集められた。二人の少女とマゾ会長と副会長と秋田代議士の秘書の伊藤和香も達川社長も偉い方みんな居た。それは新弟子を二人取る事だった。一人は彩子お姉様の実妹綾野美空16歳ともう一人は相田小百合16歳である。先程の男は相田一生小百合の父だ。この入門で我が団体は信じられない力を得た。小百合の母は5年前他界した。亡き母は女子プロレス好きであった。相田も妻が生きている時はプロレス観戦していた。
もちろん伊藤副会長は特別扱いしないつもりだ。彩子お姉様も自分の妹でも特別扱いはしない。
二人は同じ有名私立の女子校幼稚園からずっと一緒だ。二人は高校を辞めた。二人は引退シリーズ最終戦を観戦してプロレスラーになる事を決めた。妹美空は彩子お姉様に何回も電話で相談したが相手にされないので道場にやって来た。
小百合は父に説得してもなかなか許されないので美空と一緒に道場に来た。
父一生は、松山姉妹の父とは秘密の友達だ。おそらく娘の入門は運命的な事だったかも知れない