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官能リレー小説 - スポーツ

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queen 8

宮間先輩は次に古いキャリアである。私たちが彩子や達川先輩にまさにゴミくず扱いされていても牧生陽子先輩は知らないふりをしている。彩子の付き人は陽子先輩なのだ。
中卒で入門の牧生先輩は大卒の彩子と歳は変わらない。
だから余計に彩子の当たりがキツいし、牧生先輩も特練常連組だ。
宮間先輩も牧生先輩もいい人なのだが、普通5年もあれば卒業する前座にいつまでも居るから、何も言えないのが実情だ。
ただそれでも二人共プロレスが大好きと言って、殆ど裸で練習させられても熱心に練習している。

地獄の特練から一週間後北海道&東北地方シリーズが始まった。一ヶ月で二十三戦である。初日の岩手で練習生だった新人の四名がデビューする。
藤堂と川瀬もデビュー四人の中に入った。メインイベントで達川先輩が世界チャンピオンの和田薫に挑む達川先輩が勝てば五度目の世界王座である。
私は第一試合で新人の酒井涼子とシングルマッチだ。デビューまだできない練習生たちも北海道&東北地方シリーズに雑用として参加する。デビューできない劣等生として差別への序章を感じながら

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