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官能リレー小説 - スポーツ

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queen 7

望は三百回投げられた後にリングを下りるように言われ下りてすぐ腹筋を鍛えるために琴島雅先輩に腹を踏まれ始めた。望の次に受け身地獄を命じられたのは私だった。スクワットを途中で止めれてリングに上がった。練習生でも来週デビューする川瀬が私を投げる。川瀬は元警察官でプロレスラーの夢を諦められず警察官を二年で辞め入門した。私への受け身地獄が始まった。
川瀬は、容赦なく投げた。私の体には痛みと屈辱しか残らなかった。練習生に私が私が……でも地獄は終わらない
裸で取る受け身はとても痛い…
まだ投げに慣れていない練習生だけに、上手くない投げ方だから痛さは殊更である。
それに彼女も必死だ…特練だけはやりたくないとみんな必死になる。
私達に容赦してくれる訳が無い。
私だって特練だけは受けたく無かった。
宮間先輩のように結果が出ずにほぼ毎日特練状態になれば、殆どが辞めていく。
弱いレスラーを淘汰する為の儀式でもあるのだ。

私たち前座レスラーとは第一試合から第四試合までのレスラーの事を言う。我が団体は多くて十二試合組まれる。だいたい地方でも十試合である。第四試合から第五試合に組まれるまでのレスラーになるかならないかで天国と地獄の差がある。
我が団体には前座レスラーとスターレスラー入れて四十名ほどだ。練習生は現在八名である。前座レスラーは現在十七名ほどである。前座レスラー最長キャリアは八年の牧生陽子先輩である。

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