練習生＆新人＆前座レスラーへの特練特訓も終わり、シリーズが始まった。コスプレ＆ビキニのダック王座と十人ダック王座が、このシリーズで誕生した。コスプレ初代ダック王者に沢田心＆鈴木愛組、ビキニ初代ダック王者に阿部栞＆桜姉妹がなった。10人ダック初代王者組に私たちがなった。私たちは、残り一人のメンバーを誰にするか悩んでいた。前座レスラーの三瀬谷加世が志願したので三瀬谷にした。三瀬谷は、元中学教師だ。
三瀬谷は、有名私立の男子校の数学教師だった。三瀬谷が女子プロレスラー入りを決めたのは、元前座レスラーだった母親の影響だった。三瀬谷は、父親と母親の関係を教師になってから知った。縛られ、父親に愛される母親に憧れるようになったのだ。
二人が出会ったプロレスの世界へ飛び込んで見ようと思い入門した。
このシリーズでのタイトルマッチでの王座移動は、ジュニア六人ダックとジュニアダックがあった。私も、くるみも、ひかるもシングルの防衛戦が5回あったが全て退いた。世界ダック、六人ダック、八人ダックも、それぞれ3回あったが王者組が防衛した。ジュニア王者の岸静香は、7回も防衛戦だったが、防衛した。
ジュニア六人ダックは、中山由紀、篠村よしみ、加藤今日子が、ジュニアダックは、山田幸子、瀬川多津子が王者にそれぞれなった。