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queen
官能リレー小説 - スポーツ

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queen 14

望はすぐに走って、待機する山口をエプロンから叩き落とす。
「はるかっ!」
望が叫んだのを聞き、私は酒井を引き起こし、股の間に酒井の頭を挟み込んで持ち上げる。
肩まで持ち上げて落とす…私の大技パワーボムだ。
マットに酒井を叩き付けると、望は既にコーナーの上にいた。
望がコーナーからダイブ…尻から相手に落ちる望の大技、ジャンピングヒップドロップだ。
ズドンと酒井の上に落下する望…私はリングに上がろうとする山口をブロック。

レフリーのカウントが一つずつ入っていく。
そして3つ…
私と望の勝利のゴングが鳴らされた。
私にとっては、デビューして初勝利…また私と望のタッグにとっても初勝利だった。
何とかお仕置きだけは回避する事には成功した私達…彩子お姉様の玩具の地位はそのままだが、少しの前進には違い無い勝利だった。

長かった東北&北海道シリーズも後一戦になった。私は望とのダックマッチでプロレスラーとして初勝利して早く前座レスラーを卒業したいと夢を持った。
新人の関山とのシングルマッチだ。私の後の第二試合では望が同じく新人の藤堂とシングルマッチだ。お互い今日は新人に力の差を見せつけるにはチャンスである。
関山は中卒入門で空手の心得がある。
デビューまで半年程と早く、まだ16歳になったばかりだ。
ゴングがなって関山は走り込んでくると蹴りのラッシュ…私は蹴りに耐えてエルボースマッシュをカチ上げて反撃すると、ロープに関山を振る。
帰ってきた関山にショルダータックルをブチかまし、引き起こしてボディスラム…主導権を握った状態で逆エビ固めに入った。

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