彩子お姉様が現役ながら興業部長に就任した。
これからマッチメイクを彩子お姉様がしていくのだ。
その最初のマッチメイクが世界王座挑戦者決定戦…私と望の勝った方に世界王座の挑戦権を与えると言うのだ。
実に望とのシングルは久しぶりだ…対戦成績は１勝１敗１分けて回数は少ないし互角だ。
お互い次の展開が解り過ぎてなかなか決め手が無いから勝負しにくい。

次の日練習生を7名獲得した。荻原楓、佐野仁美、泉川麗、秋田睦実、伊藤文菜、岸沢優、沢田心、私が欲しい娘ばかりだった。そして世界ダック王者対決で注目の望との彩子お姉様の世界シングル挑戦者決定戦は60分時間切れで終わった。明日まず私が彩子お姉様に挑戦して勝った方が2日後望が挑戦する事になった。
私はすべてある物を出した。だが30分24秒彩子式バックドロップホールドで敗れた。2日後望が彩子お姉様に挑戦した。29分54秒パワーボムからエビ固めで敗れた。私も望も全て出し切っての敗戦だった。
彩子お姉様は私たちの成長を喜んでくれた。望は彩子お姉様との試合で左足を骨折してしまった。
次の日私たちは世界ダックを返上した。今、私は試練を乗り越えなくてはいけない。彩子お姉様の奴隷として愛する望のため…そして自分のために頑張らなくては……