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琳月村
官能リレー小説 - ハーレム

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琳月村 6

首から下は肉付きの良いムチムチ体型に、胸には朱(成士の母)や林よりも更に巨大な爆乳が二つ並んで揺れている。
そしてその下には臨月のボテ腹が大きく張り出していた。
もちろん成士の子供である。
彼女も首輪をしていて、タグには『妊娠8出産6』とあった。
出産数、一人は今妊娠している分だとして、もう一人分足りない。
実は玲奈は一昨年、成士との間に授かった子供を流してしまっていた。
妊婦であるにも関わらず、体育の時間に生徒達と一緒に激しい運動をしたのが原因だった。
だから今孕んでいる子は流れた子の生まれ変わりだと思って、今度こそは無事に産んであげたいと玲奈は思っていた。

まあそれはそれとして、今この教室では、成士と玲奈は教師と生徒の関係である。
玲奈は成士と林に尋ねた。
「二人とも、一応聞きますが遅刻の原因は?」
「そ…それは…その…」 
恥ずかしそうに顔を赤らめて口ごもる林、チラッと成士の方を見る。
成士はバツ悪そうに頭をポリポリと掻きながら言った。
「…いや、登校中に林が発情しちまったんで、ヤッてて遅れました」
「ちょ…ちょっと成士!」
「何だよ〜、本当の事じゃないか」
二人のやり取りに他の生徒達からドッと笑いが起こる。玲奈は溜め息混じりに言った。
「ハァ…まったくしょうがない子達ねぇ、二人とも廊下に立ってなさい。それから後で職員室に来るように。解りましたね?」
「「は〜い…」」
二人は渋々廊下に出た。

「…ったく!成士のバカ!何もみんなの前であんな言い方する事無いじゃないのよ!」
「は?だって本当の事じゃないか」
「うるさい!ボケ!ほんっとデリカシーってもんが無いんだから!」
「裸で日常生活送ってる人間にデリカシーも何も無いと思うけどなぁ…」
「ハァ…もう良いわ。あんたに何言っても無駄だから…」
「あっそ…」

休み時間、二人は職員室に呼び出された。
職員室といっても、この学校の教師は玲奈一人しかいないので広々としたものだ。
「あっ、来たわね。絶林くん、嵐獅さん。早速だけど嵐獅さん今日の………」
職員室での話が終わり、残りの生徒達は二限目の準備をしていた、開始時間前に教室に入って来た成士は
「皆、今日の残りの授業は特別教室で」
成士の一言で残りの授業が何なのかを察した生徒達は直ぐ様特別教室に移動した。ほぼ全裸の生徒達が廊下を歩いている。特に妊娠している女子生徒達はお腹に手を添えながら目的地を目指していた。特別教室内に入った途端に目に写るのは、林と玲奈の二つのお尻だ。壁に両手を付け両足を肩幅に広げ膣口を凝れでもかと見せびらかせながら出産していた。
「ンほおおおぉぉぉッ!?お、おぅおおおぉぉぉ〜〜〜ッ!?」
「ひ、ひいぃぃぃンっ!?あひいいいぃぃぃ〜〜〜ッ!?」

獣のような声を上げ、股から子供を産まんとする林と玲奈。
しかし、その顔は母親のそれではない。
恍惚。歓喜。あるいは快楽にとろけ切った、メスの顔だった。
極端なほどに女を生みやすい体質である琳月村の女。
それゆえに性教育は幼いころから、しっかりとその心身にたたき込まれる。
村を支える人手を作る道具として。貴重な男を生むための家畜として。
その結果、出産に伴う苦痛を感じることはなく。
それどころか、想像を絶する快楽とともに彼女たちは出産をする。
男である成士には理解できないことだが、恍惚の表情を浮かべて出産する彼女たちの顔を見ていると、少しだけうらやましいと感じてしまうことがある。
村唯一の男として、ハーレム作って好き放題やってるくせに、ぜいたくな話である。
モテるモテない関係なく、男・・・否、世界中のオスから殺されること間違いない。
獣のように歓喜の声を上げ続ける林と玲奈。
そんな2人からいったん視線を外した成士は、近くに控えていたクラスメートたちに声をかけた。

「産気づいたの、いつから?」
「ここに来てすぐだよ。でもまだ出て来る気配がないから、双子かも」
「双子かあ。どうせなら4つ子か5つ子だといいんだけど」
「それくらいじゃないと、男の子が生まれてこないもんね〜」

成士の言葉に苦笑するクラスメート。
男が1人しかいない現状、男の子を作ることは村の急務であり、成士の使命とも言える。
驚くべきは、そんなに仕込まなければ男の子が生まれないという可能性の低さか、それほどの数を仕込むことのできる琳月村の男の精力か。
とにかく2人が出産するまで、まだ時間がかかりそうである。
時間は有限である以上、2人の出産を促すべきか、それとも新しい子供を仕込むか。
村唯一の男として、成士は難しくも贅沢な選択を迫られることとなった。


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