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異世界でハーレム生活希望します
官能リレー小説 - ハーレム

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異世界でハーレム生活希望します 21

「リゼットが街からいなくなれば、目立ちすぎる。私が姿をくらましても、数ヶ月もすれば塔に戻るとファリエールは思うだろう。塔を不在にして魔法の素材を探しに出歩いていることがよくあるから。その隙に御主人様を国外に逃がしたかったのだが」
「なにか別の手を考えよう。二人が覇王の俺を国外に逃がしたとわかれば、騎士団に二人が何をされるかわからないから。カロリーナさんの気持ちはわかったけど、俺は二人をおとりにして逃げまわるなんて、なんか嫌だ」
国外に脱出する前に、王国の騎士団に捕まりそうになったら、カロリーナが俺を逃がすために自分の身を犠牲にする覚悟で旅に同行するつもりなんじゃないかと、さすがに俺でもわかった。
「俺の嫁になった二人を殺させたりなんて……うわっ」
椅子から立ち上がった二人が抱きついてきた。俺も思わず立ち上がり、座っていた椅子が倒れた。
「うれしいです、ご主人様!」
「そんなこと言われたら、またかわいがってもらいたくなるではないか」
カロリーナが手をのばし俺の股間のあたりを撫でまわす。
二人の息づかいか耳にかかりくすぐったい。
「あの、ご主人様、キスして下さいますか?」
欲情して目を潤ませたリゼットが囁く。
「ふ、二人とも落ち着いて。昨日の夜したばっかりだし、これからどうするか考えておかないと」
カロリーナが俺のいうのを無視して、俺の上着の中に手を入れて乳首を撫でる。
「覇王の力とはおそろしいものだ。こんなにも私たちを淫らにしてしまう」
カロリーナが囁き、俺の耳を甘噛みしてきた。
昨夜、俺が軽く愛撫したり、キスしただけで二人がイッたのを思い出した。
「んぅ、んんっ……」
俺とキスしているリゼットが小さなこもった声をもらす。
同時にカロリーナの服の上から、豊満な胸のふくらみを揉みまわしてみた。
「ふふっ、あぁ、気持ちいい。覇王の花嫁にしてもらった私の能力は強化された。二人とも昨夜よりも強い混乱を回復する魔法をかけてある。昨夜のように私たちは簡単に絶頂させられない……んっ、あっ、ちょっと、そっちは……ひゃあんっ!」
俺はカロリーナのスカートの中の下着の上から性器のわれめを指先でなぞってみた。指先の感触から、もう下着の布地の上からでも、たっぷりと濡れているのがわかる。
リゼットの舌先に俺の舌先をねっとりと絡ませて、ディープキスを続けながら。
唇が離れるとリゼットは腰が抜けたように、ぺたんと床に座りこんでしまった。頬を染めて、とろんとした目で俺を見上げている。
腰のひけたカロリーナの柔らかくすべすべな内股に俺の手が挟みこまれてしまった。手も指先が動かしにくい。俺はあわててカロリーナのスカートの中から手を引き抜く。
カロリーナもその場でぺたんと座り込んでしまい、恥ずかしそうに目を伏せる。すごく色っぽい。
俺はどきどきしながら、倒れた椅子をなおしつつ、二人の様子をながめていた。
そういえばさっき、覇王の花嫁になったから能力が上がったとか言っていたような。
俺とセックスしたら、たとえば走るのが早くなったりとか、記憶力が良くなったりとかするのか?
積極的にエロくなるのまちがいじゃないのか。

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