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No.955
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17時を回り太陽の凶暴さは和らいだものの、日は稜線にかかりもしていない。しかも日中に振り撒いた熱線は地を焼き、空間には熱を籠らせ、部室は蒸し返った状態になっている。 「先生……ホントに、暑いんですけど……」 体育館などの屋内活動用施設とグラウンドの間にはフェンスが張られていて、グラウンド側の袂にはクラブボックスが並んでいる。その中のテニス部にあてがわれている1つに、18人の部員と顧問の教師が1人入っている。普段は3年生の6人が優先的に伸び伸びと使用しているその8畳ほどの空間に19人も押し掛けているので窮屈なことは間違いなかった。 「シャワー浴びたい……」 「汗でベトベト……早く終わらないかな……」 ベンチを中心にして二重に輪を組んでいるような状態。体育館側にある小窓しか開いていない蒸し蒸しした空間で、部員たちは胸元やスコートの裾をパタパタと扇いでいる。18人の乙女の香りが気化する汗に乗って散り、彼女たちの扇ぐ仕草で掻き回され、小窓から逃げ切らない甘酸っぱい匂いがムンムンと充満している。
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