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No.865
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「うちは長男にも飲ませないといけないわねぇ。面倒見がいいところ、見習って欲しいわ」 「そうよねぇ。娘たちの面倒を見てくれて、私たちのゆっくりできる時間が増えて……もう翔真様サマだわ」 「ええ、ホントに。翔真様には足を向けて寝れないわねぇ」 「翔真サマ……」 ポンポンポン、と会話が弾んでいたところに、沈黙していた美咲のその呟きがポツリ、と入り込む。身体が震えているのか、大玉の装飾品を連ねた首飾りが微かに音を立てていた。 「やっぱり変よ、美咲さん? 具合でも悪いの?」 「いえ、全然。あ、あの、そろそろ頼むもの、決めませんか?」 赤いルージュに彩られた唇。その隙間から温い吐息を溶かし込む美咲の、ソプラノトーンの声が弱々しく漏れる。 「あら、そうね。ウェイターの人が怖い顔でこっちを見てるし……」 みなの意識がメニューに向かい、美咲はなんとかこの場を凌げた。しかし次にいつ彼の話題が取り上げられるか分からないので、まだ油断はできない。
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