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No.792
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電車に揺られている間、梨沙は翔真の腕にしがみついていた。そうしているだけで死ぬほど嬉しく、逆上せあがりそうだった。実際頭の中がトロトロになって何も考えられず、会話のネタを探そうともしていない。 落ち合った時に比べると愛欲は抑制されていて、その代わりに恋情が溢れている。要するに、健全な蕩け方だった。ぐしょ濡れになったショーツをトイレで確認したときは自分の淫乱さに泣きそうになったが、それ以降は淫欲も落ち着いていた。 「俺、ネズミーランドって、結局初めてなんだよなあ」 「そうなんですか。一緒ですね。私も彩菜のノロケ話で聞いたくらいにしか知りません」 「ハハ。あいつは数えきれないくらい連れていかせたんだろうな。あの顔とあの身体でせがまれたんじゃあ、男としては仕方ない」 「……私も、あんな可愛らしい顔と、その……な身体の方が……良かったですか?」 翔真は左腕に絡む梨沙の腕に、ムギュ、と力が入るのを感じた。小動物のようなつぶらな瞳の上目遣いに差され、ようやく自分の無神経さに気付いた。
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