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No.737
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好美はテニススクールのインストラクターをしている。そのかたわら、時間があるときに指導するという条件で常磐女学院のテニス部のコーチを引き受けている。高校の時分はインターハイに出場したこともある実力者なのだが、指導者としてはビシビシいくというタイプではなかった。 エレベーターが止まった。 「こっちよ」 誘われるがままにフロアに出てから、最上階であることに気付く。 「あ、あの……合同練習の打ち合わせなんですよね……?」 「そうよ?」 常磐女学院高等部のテニス部顧問である朝子がサラリと答える。けれども、たかだか打ち合わせのためだけにホテルの部屋などとるものなのだろうか、とフロアに下りてから沸いてきた疑問は払拭しきれない。 「あ、の──」 「ここ」 ついに着いてしまった。 朝子はカードキーを差してオートロックを開錠し、ドアを開けた。 暗い、落ち着きのあるオレンジの照明が落ちていた。その輝きに光沢を放つ大理石の上で靴を脱ぎ、スリッパに履き替える。中が筒抜けにならないようにするための配慮なのか、白い絨毯が敷かれた廊下は直ぐに左に折れていた。
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