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大学の近くにある公園は草木が多く植え込まれており、新歓の時期には桜が咲き乱れる。部活やサークルの新入生勧誘イベントにお花見をする際は、この公園がよく利用されている。 だが今の頃はすっかり葉桜になり、学生はおろか人の姿が殆どなかった。ジョギングコースに取り入れる人は多いが、平日のお昼時に走り回る人など滅多にいない。そんな場所を俊明は疾走していた。 (クソ! 何処だ!?) この公園は意外と広く、グラウンドのようなものまである。その周りを囲むように坂道が延びており、斜面に草木が埋め込まれている。 坂道の先には展望スペースが設けられており、駅ビルがある方角が見渡せるようになっていた。坂道の勾配は急ではないのだが、土地自体が高地にあるのでそれなりに様にはなっている。 俊明はついにその展望台まで辿り着いて、やっと人影を発見した。 展望スペースにはベンチが3つと雨避けの屋根が付いた六角形の休憩所がある。一辺を除いてぐるりと風避けの板が打ち付けられているのだが、大人がベンチに掛けたら肩から上が出てしまうような高さのものだった。二人の姿はその休憩所の中にあった。
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