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No.461
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7階建てのそのマンションのセキュリティは万全だった。エントランスに入るための自動ドアがオートロックなので、住人がエントランスを出入りする際に注意を払っていれば、部外者がこっそりと侵入することはない。そのセキュリティ面をかってこのマンションを選んだというのに、彼女はその男から逃れられなかった。 その男がピッキングのプロだった、というわけではない。彼は堂々と608号室のインターホンを鳴らし、608号室の住人にオートロックを解錠させている。ただ問題なのは、608号室の住人である彼女が快く受け入れていないということだ。 もっと言えば、受け入れる理由もなかった。それどころか、来て欲しくないとさえ思っている。しかし、彼女は彼を受け入れてしまう。彼女自身もその理由が分からないのだった。 ただし、1つだけ分かっていることがある。それは、その男には抗えない、ということだ。男の言うことに全神経が飛び付いて、実行しなければならないという思いが魂から湧いてくるのだった。その内容に対して彼女がどのように感じようとも、身体は聞き入れてくれず、思考だけが巡りめぐって、諦念に辿り着くのだった。
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