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スマホがバイブレーションを起こした。アラームのスヌーズ設定を消し忘れていたようだ。和彦に気付かれないように、そして彼が起きないように、音が鳴らないアラームを1時に設定していたのだ。 23時に布団に入り、和彦は運転や結婚の話から直ぐに寝入った。そして自分も、恐らく直ぐに寝たのだろう。しかしそれはラブホテルでの一時が凄まじいものだったからだ。その事実に途方もない罪悪感に見舞われ、涙が溢れそうになる。 けれども、駄目なのだ。こうしてこの時間に目を覚ましてしまったのは、自分の中で絶対の存在と貸した翔真からの命令があったため。二度寝してしまえば楽なのに、身体の疼きに気持ちが昂り、現実逃避を許してくれない。 (ごめんなさい……和彦さん……) 彼の愛情を示すため、頬に唇をあてる。すると和彦は寝惚けた声を上げ、やがて深い寝息を取り戻した。 (よ、よかった……起きなくて……) そう思いハッとする。そして、起きなくてよかったと思ってしまった自分に絶望した。
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