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No.401
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「収入が何なんだよ」 「結婚するということは、その人を養っていくということだ。当面は2人だろうが、やがて子どもも産むだろう。生活費、育児費用、何かとお金が必要になってくる。お前たちは今どれだけの貯蓄があって、この先どういう生活を望み、どういう人生をともにしたいのか、ちゃんと話し合って“今”という決断をしたのか?」 父親の言葉には人生の先輩として重みがある。実際彼は生涯設計を立てた結果、37という歳で結婚という選択に踏み切っている。10年もの間“事実上の妻”でいた母親も大したものだが、その母親と幸せになろうという意思を持ち続けた父親も大したものだ。 「俺たちは俺たちなりに真剣に考えたさ」 「何年間、真剣に考えたんだ?」 「な、何年!? ぐ、ぬぬ……時間の問題じゃない。濃さの問題だ」 「ほう……どう濃い話をしたのか、1から10まで聞かせてもらおうじゃないか」 (始まったよ……) 翔真の口から重い溜め息が漏れた。
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