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No.1639
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「ああ良かったぁ。1人だったら緊張しすぎてまともに話せる自信がなかったけど、他にも人がいるなら若干マシになるハズっ」 初めに結衣に話しかけてきたA組の生徒はそう言って、よしっ、と気合いを入れ直している。それは、もう1つの不安を生み出す切っ掛けにもなった。 話せなくなるほど緊張する、それはおそらく生活指導に対してではなく、彼と対面することに対して、だろう。つまり彼女は、いや、彼女も、彼を特別な存在として見ているということ。 先ほどまでとは違った緊張感が広がっていく。A組の女の子はノー天気なのかマイペースに安心感を口にしているけれど、他の3人はぎこちない接し方になってしまっている。 「まあ、とりあえず行こ? 五十嵐先生が待ってるしさ」 「あ、そうだね」 D組の女の子がA組の女の子を宥め、こうしていよいよ、理事長室へ向かうこととなった。 歩を進めている間、どんどんと口数が減っていった。理事長室へ近付くにつれて緊張感が膨らんでいる。彼と対面することに対して、そして、自分という存在の印象を残せるかどうかということに対して。
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