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No.1633
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しかし、休み時間の間にも彼女は戻って来ない。どのようなことを訊かれるのか、何か特別なペナルティがあるのか、アンケートのことはどこまで突っ込まれるのか……誰もが彼女を質問攻めにしようと目論んでいたであろう。その期待を裏切る形にはなったけれど、長時間に及ぶということが裏切られた以上の期待をもたらしていた。もちろん指導内容は不透明なままだが、長時間彼と同じ空間にいられるというだけで羨む理由として十分だったから。 結局彼女が戻って来たのは昼休みが始まる寸前。約2時間こってりと絞られたであろうはずなのに、頬を紅潮させたその面持ちは夢現といった具合だ。席に着いてもポーっとしていて……まるで昨日の朝の桜子のようだった。 昼休みが始まるや否や、当然のように皆に囲まれ、特に仲のいい友人たちに質問攻めにされている。結衣はそれほど親しくしていなかったので、遠巻きの一人として彼女の返答に耳を傾けていた。 「生活指導ってどんなだった!?」 「んー……どうって言われると……ふふっ、思ってたのとは全然違ってた」 ド直球の問いに対して、彼女はどこかしら嬉しそうにそう答えた。
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