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No.1305
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「はあ……何が訊きたいの?」 「そりゃあねえ」 憎たらしいほどの笑顔を見せる明美。 お持ち帰りされるのに失敗らしいので薄々は感付いていた由紀の口から重い溜め息が抜けていた。 「……具体的には?」 「う〜ん……卒業したあとのことを具体的に。どれくらいのペースで会ってとか、デートした場所とか、電話とかメールの頻度とか。あとは……そう、性癖! これ滅茶苦茶大事。どんな体位が好きとか、どんな愛撫が好きとか、ねちこさとか回数とか」 「怒るよ?」 由紀が口角をキュッと上げて微笑する。明美は「うう」と唸るしかなかった。 「最後の方は冗談ということにしといて……で、どうだったの? 今後のために詳しくお願いね」 「どうって……そうだなあ……」 (あ……結局ネズミーランド行けなかったな……) 視線が窓の向こうへ流れていく。 (もう誰かと行っちゃってるよね、きっと……) ネオンに彩られた思い出の街。窓にうっすらと反射した美貌は物憂げ瞳でその過去を見つめている。
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