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No.1304
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招き入れられたホテルの1室でまず目にとまったのはダブルベッド。1人での宿泊に対してダブルの部屋は違和感を抱かせた。 「ああそれ? 私寝相悪いからシングルだと落ちちゃうんだよね。経験済み」 「どや顔で言うことじゃないでしょうに」 キリッとした顔でピッと親指を立てる明美に由紀はジト目を向ける。 「にしてもホテルって。実家はどうしたの?」 「うちは敷布団だもん。変に気も使われるし、逆に落ち着かないって」 「そりゃまあ贅沢なことで」 「そのお陰でこうして由紀を連れ込めたんだからいいじゃない。それとも二次会行きたかった?」 「それは正直助かってる。学生のノリ怖い。今からカラオケって、みんな若いねえ」 「私ら同い年なんだけど」 苦笑する明美は窓際に移り、コンビニで購入した飲み物などをテーブルに置いていく。 嵌め殺しの窓の向こうにきらびやかな夜の街並みが広がっていた。 「で、素直に寝かせてくれるわけね」 「まさか」 明美がニコニコして向かい側の椅子を勧める。やっぱりと由紀は半ば諦念し、乾いた笑みを溢していた。
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