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No.1290
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「ここいい? 翔真くんに付いていく口実ができるから席を取上げておいた方がいいと思うんだけど」 コト、と側にグラスが置かれた。その手の元を辿って見れば、少し照れ臭そうに頬を赤らめている紗弥加の微笑みがあった。 「ああ、紗弥加……久し振り。どうぞ……って、明美のことバレてるんだ」 「あんなにベッタリしてたら流石にね」 紗弥加の言葉に苦笑する。あちらの様子を確かめることはしないが。 「変わってないね」 昔の紗弥加と目の前の紗弥加が無理なく重なった。 黄色いワンピースは膝丈ほどで、裾に白い刺繍が複雑に入っていた。羽織っているのは白のブラウスで、靴は茶系統のブーティサンダル。服装は年齢相応だが、おかっぱ頭を少し短くしてシャギーを入れた黒髪は昔のままだ。 「中野くんって、その髪型が好きなの?」 「んっ……ん? どうして?」 「さっき聞いたよ? 付き合ってるんでしょ?」 「あ……うん。んっ……もう、誰に、聞いたの?」 「誰だったかな? もうみんな知ってるっぽいよ?」
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