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No.1246
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薄明かりの奥でエレベーターが開き、2つの影がビルから出てくる。 (もしかして……) 「あれ? 翔真?」 ビルから出てきた1人が声を上げた。 「やっぱりしげか!? 懐かしいなぁ〜……で、それはどういうことなのかなぁ?」 翔真はニヤニヤしながら中野茂之(なかのしげゆき)と、横に並んでいる関根紗弥加(せきねさやか)と、2人が指を絡めて繋いでいる手を見遣る。2人とも翔真とは高校時代の同級生だった。 父親が通っていた高校の特進クラスは校区不問で入学者を迎えており、父親の勧めでそこのクラスを受験し、合格した翔真は、父親がいなくて伸び伸びできると喜んで母方の祖父母の家に居候し、その高校に通っていた。特進クラスは2クラスあるのだが、クラス替えがないので、彼らは同級生は同級生でも高校3年間を共に過ごしたクラスメートだった。 「うん? ああ、付き合ってんだよ、俺たち。言ってなかったっけ?」 「聞いてねーよ。そうかそうか、3年間学級委員に選ばれ続けた者同士、惹かれ合うものがあったんだねえ……」
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