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No.1165
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ボタンを押すと、エレベーターのドアは直ぐに開いた。その潔さがそこへの道のりを早めているようで、彼女は複雑な表情を色濃くさせた。 今日は仕事が終わってから恋人と落ち合い、夕食をとって、彼女の部屋で一緒に朝を迎えるはずだった。その予定を1通のメールが狂わせてしまった。 間を置いて冷静になりつつあったところに送られてきたメールはまさに不意討ち。決まったインターバルのルールを崩した反則行為と言える。 しかし彼女はそのメールの内容を断ることができなかった。恋人との予定をドタキャンして、メールの内容に従っている。 「んんっ……」 かなり高いところまで上がったエレベーターが止まる。フロアに踏み出した彼女は全身がざわつくのを感じ、白い頬に朱を差していた。 メールの内容にあったドアの前までいくと、いよいよ腰の奥が熱くなり始める。もうそういう身体になってしまっている。これからのことを思うと、想像だけで火照ってしまう。いつもと場所が違うから特別なことをしてもらえるのではないかと、余計な期待までしてしまっている。
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