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No.106
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(ああ! もう!) 集中力を散り散りにさせる雑音に輪島里美(わじまさとみ)は指に力を込めた。それがかえって滑らかなタイピングを妨げ、日本語で続いている文章にr≠ェ連なっていく。 この春二回生になった里美は、履修登録した講義の一つで早速レポート課題を言い渡されるというアンラッキーな新年度を迎えていた。そこにさらなる不運が、今まさに訪れている。 (何なの? 何なの!? お隣はどうなってんの!?) 隣の302号室から響いてくる憚りのない女性の濡れた声が集中を途切れさせ、レポートの途中からr≠ェ連なってしまったのだ。 (昨日といい今日といい!) 苛立たしい内心をデリートを叩く人差し指が代弁している。 (昨日は夕方から、今日も帰ってきたときにはもうヤってたし! 今何時だと思ってんの!?) 23時である。愛を育む時刻としては適当な頃合いに含まれそうだが、問題は、夕方から今まで、ということにあった。
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