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No.1005
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家屋に反響する蝉の声。大合唱というには程遠いけれど、夏の訪れを告げるには十分すぎる鬱陶しい雑音に変わりはない。裏付けるように昼下がりの住宅地には快晴の空から太陽のギラギラした光線が降り注いでいる。 夕方を前にして洗濯物もカラカラに乾き、その家の庭には物干し竿だけが忘れられたように引っ掛けられていた。ガーデニングで整えられた花壇が見られるその庭はリビングに面していて、締め切られた窓の内側からもある程度見渡すことができる。 青年は、その整った庭の出来映えをゆるりと眺めている。彼の視力をもってするれば、ソファに座っている位置からでも花びらに水滴が付着しているのが分かる。そこから、庭の手入れも終わっていることが推測できた。 彼は徐に視線を落とした。そこでは水やりをしたであろう女性が股座に顔を埋め、ゆるゆると揺らしている。 「随分盛ってるじゃないか」 冷房の効いたリビングにジュプジュプと淫靡な音が響いている。それは頭を揺らしている彼女の肉茎を迎えている唇から漏れる、唾液を絡ませている音。
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