不二子は或る建物の前で止まった。
「ここに入るわよ」
不二子はドレッドを連れて建物の中に入ると、階段を下りて地下に向かった。そこには25mの屋内プールがあった。
「ここで一緒に泳ぎましょう」
「でも、水着が…」
「大丈夫!あなたの分もちゃんと用意してあるわ」
不二子はバッグを開けると、中から男物の水着を出し、ドレッドに渡した。
「それを履いて。私があなたの為に選んだのよ」
2人は一旦別れ、それぞれ更衣室に入った。
先に着替えを済ませて待っているドレッドの前に、水着に着替えた不二子が姿を見せた。
「お待たせ!」
不二子は鮮やかなピンクのビキニスタイルだった。
「ドレッド。それ、よく似合ってるわよ」
ドレッドが履いているのは真っ赤なビキニパンツだった。
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |