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遊戯王〜BMG調教〜
官能リレー小説 - 二次創作

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遊戯王〜BMG調教〜 71


【性なる母乳】
永続魔法
[効果]
自分の場に女性モンスターが一体以上存在する場合のみ発動する。
自分の場に存在する女性モンスターを一体指定した後、自分のスタンバイフェイズ毎に、その女性モンスターの攻撃力の半分を、自分の他のモンスターの攻撃力に加算する。



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BMG「んんっ…」

どれだけ眠っていた事だろう。BMGは疲労で重くなっていた躰をおもむろに起こす。
そこは「調教ホテル」のフカフカのベッドだった。
休憩など一切なく四六時中輪姦され、時間の感覚がなくなっていた躰がようやく回復し、目が覚めたのだ。
しかし、魔力の方は十分ではなく、脱出を試みたがMTの強力な魔力によって、ドアはおろか窓さえも破れなかった。
完全監禁状態。以前と違うのは、同室しているのがMTではなく、赤ん坊ということだった。

BMG「…嘘……この子…」


BMGは絶句する。部屋の中にあったベビーベッドに寝かされていたのは、自身と同じ金髪の赤ん坊。
それは間違いなく、気を失う前に無理矢理出産させられた、MTの種が成熟して産まれた、BMGの魔力を受け継いだ子ども。
スヤスヤと寝息を立てている赤ん坊を凝視すると、BMGに一瞬魔が差した。
ゆっくりと、その赤ん坊の首に手を伸ばす。恨みはない。ただ、この子が持っている自分の魔力を奪えば、脱出できるかもしれない。
そして、息の根を止めれば、にっくき調教者との繋がりが断ち切れるかもしれない。そんな考えで頭が一杯になる。
自身の手が赤ん坊の首に到達する。あとは力を籠めるだけ…やるなら、今しかない!
しかし――

BMG「うっ……ぐすっ…できない……できないよぉ…」

良心がズキズキと痛み、大粒の涙を溢して泣き崩れるBMG。
幾らあのMTにムリヤリ孕ませられて産んだ子どもとはいえ、何の罪もない命を殺める事は出来なかった。
何より自分は、「ブラック・マジシャン」の名を受け継ぐ弟子。
何も知らない小さき命を奪うのは、外道のすることだ。きっとお師匠様も同じ事言う筈だ。
涙を拭って他の方法を探そうと、赤ん坊に背を向けると同時に、「ホンギャ〜!」と赤ん坊が泣き始めた。

BMG「えっ!…ど、どうしよう……」

慌てるBMGを制止する様に、胸がブルブルッ!と大きく揺れた。

BMG「ひゃああっ!?そ、そんな……まさか、これ…」

BMGが着ていた簡易的なブラとショーツは、あの「媚薬リバイバルスライム」が凝固変化した物だった。
再びそんなおぞましい怪物が下着に化け、自分の躰を包んでいると思うと、気持ち悪さで鳥肌が立った。

BMG「んきゃあぁっ!な、なにを…」

BMGを催促する様に、彼女の美爆乳をスライムブラが変形して愛撫すると、プルンッと勢いよく乳房が露わになる。
授乳して泣き止ませろ、という事なのだろう。敵モンスターの催促に「罠ではないか」と戸惑いながらも、BMGは赤ん坊を抱き上げ、自身の乳房を咥えさせた。

BMG「んっ!……んんぅ…ふっ…」

調教モンスターの自分勝手な愛撫とは違う、生きようとする小さな命の栄養補給。
その姿が段々、愛しくてたまらなくなり、BMGはベッドに腰を下ろして、赤ん坊の頭を撫でた。
その光景は聖母マリアの様に美しかった。

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