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テルと綾乃 〜もうひとつのゴットハンド〜
官能リレー小説 - 二次創作

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テルと綾乃 〜もうひとつのゴットハンド〜 2

「大事に至らなくて良かった…綾乃さんが泣いてる顔なんてみたくないからさ」
そう言って笑うテルの顔は患者に見せる笑顔とも、叔母の朱鷺子に見せる笑顔とも違う、綾乃にしか見せないような笑顔だった。
「テル先生…」
「?」
「あの…」
二人の脳裏に先ほど仮眠室前で聞いた声がよみがえってしまう。
そしてここは出歯亀が多い安田記念病院…テルは綾乃の手を引いてそこから立ち去ってしまった。直後に…
「いいとこだったのに…あいつといい四宮といい…」
病院長の安田がそこにいた。
「若いっていいねぇ」
と呟き、帰路についた。
びっくりしたびっくりした〜!この病院油断できないっ!
うっかりオレたちは仮眠室前に逆戻り…
「テル先生…なんか静かですよ」
綾乃さんが珍しく聞き耳を立ててる…オレもそれにならった
「スー…、スー…」
『なんだ2人とも寝てんのか?』
テルは四宮がどんな寝顔で寝てるのか気になってそっと覗いてみた。
『……!!?』
テルの様子がおかしいので気になって綾乃もテルの後ろから中を覗いてみる。
『…!?…四宮先生と佐野さん、2人とも裸で抱き合ったまま寝ちゃってるじゃない!…しかもなんか繋がったままみたいだし!』
綾乃がみいっていると、後ろに気配を感じたテルが、振り返った。
そしてテルと綾乃の目があった。
「「………」」
しばしお互いの目があった状態で固まってしまった。
「あの…」
先に声を出したのは綾乃だった。
「あの…4階に行きませんか?…確か空き部屋があったはずですから…」
「…はい?…あーはい。」テルは少し驚いてOKしてしまった。
そして四階の空き部屋に着いてしまった。
テルは綾乃を見ると綾乃は顔を真っ赤にしながら「じゃあ中に入りましょうか。」

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