いざ立て戦人よ
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No.76
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その頃、帝国領ヴァルヴァスヴァウにある空軍基地には、続々と爆撃機隊が集まって来ていた。 『ガガ…こちら第13爆撃航空隊!これより全機着陸態勢に入ります!』 「了解!管制の誘導に従って所定の位置に着陸せよ!」 「まさに壮大の一言に尽きるな…」 次々と滑走路へ舞い降りる機体を眺めてこう呟いたのは、オルガニア帝国空軍、統合戦略爆撃航空団司令官、メイル少将である。 自らも生粋の爆撃機乗りである彼は先のエルフィーリアス爆撃でも指揮を執り、多大な成果を挙げた。 そして次なる爆撃作戦で完全にエルフィール公国を屈服させるべく、着々と準備を進めていたのである。 この“統合戦略爆撃航空団”というのも、エルフィール公国への無差別絨毯爆撃を遂行するため、彼が空軍上層部に掛け合って特別に編成させた。 彼は“爆撃によって敵の都市を叩けば、敵国の生産力を削ぎ、敵国民の士気を挫ける…それは結果的に戦争集結を早める”と考えており、それは確かにその通りだし、他の空軍指揮官達の間でも共通した認識だった。 だが、それをここまで大規模かつ徹底して実践したのは彼が初めてだった。
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