蒼海の戦乙女たち
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…実は娼婦達、単に二人の身なりが良かったから(娼館街の客の多くは下っ端の船乗りや水兵である)金払いが良さそうだと踏んで寄って来たに過ぎないのだが、それは知らぬが華…。 そしてアルフレッドは気付いてしまった。 (…ゲッ!婆さんじゃないか!?) 自分達を取り巻いている女達…てっきり若い女だと思っていたら、よくよく見たら化粧を滅茶苦茶に分厚く塗りたくった中年〜初老の女ではないか。 薄暗いガス灯と適度に入った酒のせいで判らなかったのだ。 彼はゾッとして、逃げようとヘインズマンを促す。 「きょ…教授…行きましょう…」 ところが… 「ワハハハハ!よぉ〜し!全員まとめて相手してやるかぁ〜!なぁ〜んてな!ハハハハハ!」 (ダ…ダメだ!!気付いてない!!) …一瞬の逡巡の後、彼は決断した。 「ア…アイタタタタ!きゅ…急にお腹がぁ…!…という訳で教授!すいませんが僕はこれで失礼させていただきます!」 「あぁ〜ん?何じゃ〜?つれないヤツじゃのう〜!」 (さよなら教授!良い夢を…!) アルフレッドはヘインズマンを見捨てて一人で逃げた。 …まあ本人が幸せなら、それも良いのではないだろうか…。
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