蒼海の戦乙女たち
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ヘインズマンは声を潜めてアルフレッドの耳元で囁いた。 「…だいたいお前さん、まだ“人間の女”とはヤっとらんじゃろう…?」 「そ…それは……はい…」 「ならば尚のこと行こうじゃないか!ライディアの女はワシも初めてじゃから楽しみじゃ…ハハハハハ!」 何だかヘインズマンはこの航海で性格が変わったようだ…とアルフレッドは思う。 以前は堅物、偏屈、気難しい人物だったが、旅を続ける内に角が取れて丸くなった。 海が彼の傷付いた心を癒やしたのかも知れない。 いずれにせよ良い傾向だと思う。 そしてアルフレッドも、ここライディアの地で、男として一回り成長する事となるのであった…。 ヘインズマンとアルフレッドは酒場で適当に飲んだ後、ほろ酔いで娼館街にやって来た。 「あ〜ら、可愛い海軍将校さんねぇ〜♪」 「お連れのオジ様も渋くて素敵だわぁ〜♪」 「私達んトコで遊んでってよぉ〜♪」 たちまち客待ちの娼婦達が寄って来て二人を取り囲む。 人種は現地人、白人、混血…多種多様だ。 これには二人とも思わず頬が緩む。 まるで自分が大した存在にでもなったかのようで非常に良い気分だ。
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