蒼海の戦乙女たち
-削除/修正-
処理を選択してください
No.19
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「本当ですか…?」 「もちろんさ。君のお祖父様、ノートン提督だって…おっと!これは第一級の軍事機密だったよ」 そう言うとスペランカーは舌を出してちょっとおどけてみせた。アルフレッドも少し気が楽になる。酔い止め薬が効いているらしい。どうやら意識朦朧としている間に飲まされたようだ。アルフレッドはベッドから身体を起こして言った。 「どうも、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした…」 「気にするな、これが私の仕事だからね。もう大丈夫かい?」 「はい、自分の船室に戻って休みます」 士官には専用の個室が与えられているのだ。士官候補生のアルフレッドも同じである。 自室(と言ってもベッドと机と椅子ぐらいしか無い簡素な部屋)に戻ったアルフレッドは上着を脱ぎ捨ててベッドに倒れ込んだ。 「ハァ…情け無いよなぁ…しかし初っ端からこんな調子で無事にフヨウまで辿り着けるんだろうか…?」 顔を枕に押し当ててボヤいていると、すぐ傍で声が聞した。 「そうねぇ…私も出来るだけ早くフヨウに着けるように頑張ってみるけど、途中に難所も多いし…」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
戦争
>
蒼海の戦乙女たち
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説