蒼海の戦乙女たち
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ルェルランドはホープ岬の近くにあり、潮の流れが弱まると一斉に待機していた船が動き出す。 岬を回るとすぐにレクットと呼ばれる植民地がある。 そこを経てエジア最大の植民地“ライディア”を目指す。 そして海洋国家リュウキュウ王国の島々を伝って、ようやくフヨウへと辿り着くのだ…。 ローランドの人々にとってフヨウ国は極東の“神秘の国”であった。 “神秘”とは耳障りの良い言葉だが、嫌な言い方をすれば“文明の劣った前近代的なエジアの一国家”というスタンスである。 何せ長きに渡って鎖国していたため、フヨウ国に関する正確な情報は殆ど無いに等しい。 食人の風習すらあると誤解している者も珍しくない。 貧乏くじと言われるのも仕方の無い事だ。 「エスメラルダ号の最後のご奉公かぁ…」 「リベリアは最新鋭の蒸気装甲艦なのに…大変だな。ヘインズマン教授のお守だろ?」 同期達がアルフレッドに同情するのも無理はない。 「でも成功すれば一気に出世だぜ」 一人が言う。 その通りだがリスクもある。 二度と戻って来られない確率も決して低くないのだ。
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