蒼海の戦乙女たち
-削除/修正-
処理を選択してください
No.13
┗
修正
削除
※残り修正回数=2回
ペンネーム
┗kyousuke
本文
一方、ヘインズマン教授の方もアルフレッドを必要としていた。 彼は大変に気が難しく、オマケに自身も大の人間嫌いで、助手のなり手がいなかった。 そんな中、アルフレッドだけは(子供の頃から知っている事もあって)彼にとって心を許せる数少ない人間の一人だった。 実は彼の素性は、かつてローランド王国に併合された隣国ヴェルランド王国の王族であった。 事の発端はヴェルランド軍が起こした軍事クーデターだった。 だがクーデターは失敗。 その混乱に乗じてローランドが軍事介入して来て…併合。 一つの国が滅亡した。 一時は自分も祖国に殉じ、自ら命を絶つ事を本気で考えていたヘインズマンであったが、アルフレッドの祖父らの協力でローランド王立学士院の教授としての地位を得た。 その後、数十年に渡って教鞭を振るい、各国から来た学生らを相手に厳しい講義で知られ、研究者としてもそれなりの評価を得るに至った…。 彼にはかつて結婚を約束していた女性がいた。 しかし彼女はクーデター時に自国の軍によって殺された。 事件後、何度か縁談が来たが彼は独身を選んだ。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
戦争
>
蒼海の戦乙女たち
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説