女淫監獄 1
「主文、被告相川玲香を女ヶ島刑務所への島流しの刑に処する」
裁判官の無慈悲な判決にただ少女はうつむきながら聞いていた。その日、女子高生相川玲香の運命が法廷で決まった。
20XX年、日本政府は女性に対する死刑制度の廃止を決定した。代わりに自国内のとある島を改造した刑務所への島流し法を制定、全国のあらゆる刑の女性囚人がそこに集められたのだった。更に政府は刑罰の厳格化や少年法の改正によりいじめを行った小学生ですら島流しの対象となった。
その島の名は女ヶ島、女性の女性による女性だけの孤島の監獄である。
二日後、女ヶ島の波止場に止まった船から十数人の女性が降りてきた。その内6人は婦警で後は全員手錠で繋がれた囚人である。年齢は様々で小学生くらいの女の子もいる。その中には相川玲香の姿もあった。
「ここが、女ヶ島刑務所……」
黒いロングヘアーをなびかせながら、彼女は目の前の建造物を見上げていた。5mはあろう塀と頑丈な門、その奥にはコンクリートむき出しのビルのように高い建物が建っていた。すると門が開き、中から看守らしき女性が数人出てきた。その姿を見て玲香は目を見開いた。
(何……あの格好!?)
彼女が驚くのも無理はなかった。看守の服は胸の谷間を大きくはだけた水色シャツ、はいているパンツがギリギリ見えるか見えないかの短い青スカート、網タイツにハイヒール、どこからどうみてもエロい店であるような格好だった。しかし婦警は平然としており、看守に囚人を引き継がせるとさっさと船に戻っていった。
「お前達、何をぼさっとしている!さっさと中へ入れ!」
女看守に鎖を引っ張られ、ぞろぞろと歩きだす女囚人達。全員が建物に入ると門と扉がガチャンと音をたてて閉じられた。
玲香達が案内されたのは灰色の殺風景な部屋。あるのは机と椅子が一つずつ、十の扉だけだった。
「これから身体検査を行う。服を全て脱ぎ、指定された扉へ入れ!ぐずぐずするな!」
「うわ、全部脱ぐのやだなぁ……」
と文句を言いながらも玲香は着ている服を脱いでいく。とここで彼女はあることに気づいた。
(なんか、視線が………)
女看守達の目線が脱衣している囚人達を見ていた。それは怪しい動きがないかの厳しい視線ではなく、なまめかしい視線だった。中には舌なめずりするものまでいる。
小学生女児が戸惑っていると看守の一人がゴーグルとヘットフォンが一体化した器具を付けるとスイッチを押す、ビクっとしたが彼女は小学生女児が戸惑っていると看守の一人がゴーグルとヘットフォンが一体化した器具を付けるとスイッチを押す、ビクっとしたが彼女は脱ぎ始めた。
「(一種の洗脳装置)」
恐らく彼女の手足は自分の意志とは反して動かされている……そして全裸になると彼女から装置が外された瞬間に涙目になっていたが気にする事も無く全員が指定された扉に入ると自動的に閉じた。
「気を付け!」
スピーカーのスキャン装置の光が隈なく投影され体重も測定されており体脂肪率も当然……。
「前方にある椅子に座れ!」
玲香はその椅子に見覚えがある、産婦人科にある椅子……しかし手足を固定する金属製の枷がある。座るとアジャスト機能により座位が適切な位置になり彼女は手足を固定された。天井から精密作業用マピュレーターを幾多を備える装置が下り玲香の秘所を押し広げる。
「!!!!!」
「ほう、処女か……再生はしてないようだな」
「クッ!!!」
玲香の表情をカメラのレンズが幾多も捉える。
「これより管理コードを刻む、このコードは囚人の管理は勿論島内の生活に欠かせないモノだ」
そのマシンはハンコに見える機材だが内側を見ると細い針が幾多も並んでいる。
「タトゥーシールじゃない!!!!タトゥーマシン!!!」
「刑期満了により完全除去される」
小学生も居るのに、玲香は唖然とした表情を他所にタトゥーマシンに装備されたスプレーから泡が出ると痴毛が抜け落ちた。
「ひぃいいい!やめてぇえええ!」
タトゥーマシンは無毛になった痴丘に刻印をする、鋭い痛みが襲うが手足は固定される。尿道もショックで開き放尿してしまうがこの様な事が想定しているらしく速やかに排泄物は専用ロボットにより処置された。
バーコード式の管理コードを痴丘に刻印された玲香らは診察椅子に固定されたまま出て来た。先程の小学生女児は放心状態だ。