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女淫監獄
官能リレー小説 - 同性愛♀

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女淫監獄 2


「ようこそ、女ヶ島刑務所へ」

通された部屋にいたのは一人の女性だった。二十代後半だろうか、警察帽とウェーブのかかった肩までの金髪にルージュの口紅、他の看守と同じ服装だがHはあろう胸にはここのトップを示す金バッジが付いていた。そしてその手には短い鞭が握られている。その前には十人の女看守が並んでいた。

「私はこの刑務所の所長のイザベラ・スーマイアよ、以後よろしくね子猫ちゃん達♪」

自己紹介をした直後、指を鳴らす。すると椅子の拘束が外れ、玲香達は自由になった。が、痛みからかうまく動くことができないのだった。

「これからあなた達はここで暮らすの。この刑務所を天国か地獄か思うのはあなた達次第よ。連れていきなさい!」

イザベラの命令で女看守が玲香達囚人を次々に抱えていき、別の扉に入っていった。

「さぁて、あの子達はここの歓迎を受け入れるのかしらねぇ?」







「………これ、囚人服なの……?」

別室にて玲香は支給された囚人服を着ることになったが、現物を見て唖然となった。まずは下着は乳首と局部以外布が無く、ほぼ紐であった。服は目立たない灰色であるが、布面積が極端に少なかった。上着は半袖で胸が開いており腹部が丸出し、下にいたっては臀部が丸見えの超ミニスカートなのだ。

「どうした?さっさと着ろ!」
「でもこれ、どう見ても………」
「つべこべ言うな!早くしろ!」

女看守に叱咤され、仕方なく着替える。その間も看守にじろじろとなめまわすように見られる玲香。

「き……着替えました。」
「よろしい、今日からお前は『389』だ。基本番号で呼ぶ。しっかり覚えておけ!」

と女看守から名前と番号が書かれたタグが渡された。何故名前も?と思いつつも玲香は右胸に付けた。最後に赤い腕章を右腕に付けられ、牢屋へと案内された。

「113号、ここがお前の房だ」

女看守が扉を開け先に入れと命令する。玲香が入ると看守も入り逃亡防止のため鍵を閉める。

中には五人の年齢がバラバラの女性達が整列していた。皆あの布面積の少ない囚人服を着ていることから玲香と同じ罪人であることがわかる。

「お前達!今日からここに新しく入ることになった389番だ!ここでのルールをしっかりと教えてやれ!」
「「「「「はい!」」」」」

そして看守は玲香に最後の説明をする。

「いいか、ここでの平日のスケジュールは朝七時起床ですぐ朝食、八時に労働で十二時に昼食。十三時に労働で十六時半まで、その後十九時に夕食。零時に就寝とする。今日からは十三時からの労働に入ってもらう。それまでに自己紹介と細かいルールを教えてもらえ。以上だ!」

そう言い残すと、女看守は来た道を戻り奥の扉がしまり鍵がかかる音がした。
「あんたが新人ちゃん?よろしくね!」

一人の女性、いや玲香と同じ年頃のギャル風少女が真っ先に話しかけてきた。染めているであろう金髪のショートヘアに小麦色の肌が印象的な彼女は玲香に近づいた。

「あ…はい、よろしくおねがいします」
「あーんもぅ、固い固い。これから同じ釜の飯を食う中なんだからもうちょっとソフトにいこうよ」

そう言って、いつの間にか円上に座っている中に入り自己紹介が始まった。

「じゃあ最初はあたしね!あたしは神河 千鶴、17歳。刑期一年目、罪状は売春ね」
「えっ?罪状も言うのですか!?」
「そうだよ、その方がわかりやすいじゃん」

あっけらかんと答えるギャル少女、千鶴。

「つ、次は私。私は速水 美香、21歳。刑期一年半、ざ、罪状は会社のお、お金を横領しました……」

茶髪セミロングを一つに纏めている眼鏡をかけている女性はオドオドしながらも答えた。

「次は私かしら?私は畠山 静、25歳。刑期は三年目。罪状は……窃盗。この房の中じゃ年長さんね」

前髪で目が隠れている女性がのほほんとした表情で答える。

「次は愛理の番!愛理は鈴ヶ宮 愛理って言うんだよ!年は11歳!刑期は今半年目で罪状が……千鶴おねーちゃんと一緒!」

金髪ツインテールの少女が不釣り合いな巨乳を揺らしながら元気よく答える。

「えーと、最後がわたしか。わたしは佐原 御子、14歳。刑期が3ヶ月目で罪状が痴漢の冤罪。」

明るい茶髪のショートボブの女の子がにっこりと笑いながら答えた。

「え……と、相川 玲香16歳です。今日入ってきたばかりで罪状は…………修学旅行のお金200万を盗みました」

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