それは山賊たちも同じだと見えて、熱さに耐え兼ね猪マスクを取り払っている者が大半だ…
「えれぇえ目にあっちまいましたね…」
そのマスクを手にヘニングとオージェの元に歩み寄って来る青年…
眉も凛々しく掘り深い造りは、かなりオリエンタルティックな顔立ちだ…
「ん?…」
今まで皆がマスクで顔を隠していた為、それが誰かは分からない
「いやですねぇ分からないですかぁ?…ヴァルトっすよヴァルト…」
「ぅえ?…ヴァルト…ホントにお前なのか?」
確かに聞き覚えのある声…
見に覚えのある衣服は辛うじてソコを隠しているだけの白い褌だけだ…
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