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龍の覚醒
官能リレー小説 - 同性愛♂

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龍の覚醒 10

意識が赤い竜と同化するとともに、全神経が股間に集中した…
ドピュドピュドピュ!!!ドピュ!!!ドピュ!!!ドピュ!!!
男の腸内への射精は絶え間なく続き、それを絞り取ろうとする男の括約筋が激しく律動する。
「ぅぅぅっぅっ!!」
その男の象徴はグロテスクなまでに雁高を際立たせ、まるで俺の放出する精液を吐出すかのように、その先端より夥しい量の飛沫を巻き散らしていく…
「おぉぉぉぉぉっ!!」
腸内では溜まりきれなくなっかった男の中の俺の精液は、孔の隙間より滝のように流れ落ちた…
俺の溢れ落ちる精液と、男の噴射する精液とで、辺り一面が鼻孔を突くような男の臭いで包まれる…
そんな目眩すら起きそうな中で、俺は1滴でも多くの精液を放ちたいと…今だ腰を振り続けた…

赤と蒼の結合部では黄ばんだ精の塊が糸を引き、練られる。
俺は蒼の竜の肉体をしっかりと確認するように強くなでまわす。
全身に硬い鱗があると思われるのに触った感じは人間と全く変わらない。滑らかな筋肉の凹凸が感じられ、俺は強い安心を感じた。
その滑らかな肌に覆いかぶさると、男も膝を崩し倒れ込む…
それにより、ピチャっと地面に溜まっていた精液が俺の頬まで跳ねてきた…
ドロッと粘着力のそれは、流れることなく頬に付着したままだった…
これは、俺のものか?…
それともこの男が放ったモノなのか?…
俺は後者を信じて、そこに舌を伸ばした…
竜の舌は雄のエキスを舐めとるのには便利だった。
塊のようになったものを口に入れると、濃厚な雄の味が口に広がった…。
今まで食べてきた物のどれよりも好きな味。そう感じた。
そう思うとなんだか嬉しくて、俺は蒼い竜にしっかりと密着した。
こうしてしばらく雄の交尾の余韻を楽しんだが、俺は男を前から見たくなってきた。相手もそうらしかった。
一旦抜くと、男の方から仰向けになった。人間の時と変わらない物が触れた。
夥しい量を放出した後のそこは、既に力無く撓垂れていた…
それは俺とて変わり無く、その芯を無くした柔らかい竿と竿とをゆっくりと合わせる…
どこか安堵するような、その優しい感触を味わいながら、俺と男はどちらとも無く唇を重ねた。
分け入って来た男の舌は、いつの間にか人間のものに戻っていた…
頬に浮き出ていた蒼い鱗も、肌に埋没するかのように、隠れて消えた…
俺は唇を離し、自身の胸元に目を落とす。
そこには幼少の頃より見慣れたあの"龍の刺青"が…戻っていた。

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