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龍の覚醒
官能リレー小説 - 同性愛♂

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龍の覚醒 33

強烈な光に照らされながら俺は全身を愛撫される。
あまりに激しく、油断していると風間のモノから手が離れそうになるほどだ。
しかし、桃竜と取りつかれた男を制御出来るのは俺だけだ。耐えなくては。

不意にフラッシュのような発光が止んだ。いや、白い竜に注入をされた全ての男が強く発光しはじめたのだ。
股間を光らせながら挿入を試みているようだが上手く行っていないようだった。固く閉じた尻は白いものの貫通を許さない。
それは当然といえば当然だ…
いくら洗脳されているからといって、受ける男たちは生身の身体…
あんなモンを受けられるのは、俺ぐらいなもんだ…
…えっ?
俺の心の声が聞こえたというのか?…
発光する頭が一斉に俺に向かい動いた…

ま、まさか冗談だろ…;
発光する男根を握りしめた男たちが、よろよろと俺に向かい歩みを進めてくる…
よせ…そんなの無理だ…
それは恐怖以外の何ものでも無かった。
桃色龍を受けるだけでも至難の業なのに、こんなにも多くの白龍を受け入れられる訳など無いのだ…

「やめろ…やめるんだ…」
もはや俺は風間のことなど忘れ、逃げるようにして後ろの男に寄り添う…

それにより風間が取り残された様な形になってしまった。
しまった、と思った時にはもう遅かった。
風間は白い竜を入れた男根の1つを握り締めていた。一体化した竜を呼びだそうとしているのだろうか?
予期せぬ積極的な行動に男達の列が乱れる。
止めろ、風間の尻がどうなるか…
心の中で叫んだが無駄だった。風間の方から男達を誘うのだから止めようが無い。
白の竜と男根を求める男はあっという間に部下の列に埋もれて見えなくなる。

「だ!ダメだぁ!!そんなことしたら風間の命がぁぁぁ!!!」
雄叫びと共に俺の身体は赤く発光し始める。
もう我慢の限界だった。
今まで押えに押えていたものが、一気に溢れ返った。
「お前らぁ!!」
部屋中の壁も床も天井も、俺の光りで真っ赤に染まっていた。
もう白い光など寸分も見えることは無かった。ましては桃色の存在など消え去ったといってよかった。
白龍は小さく畏縮し、逃げるかのように風間の秘孔へと身を隠していく…
その度に風間の身体がピクピクと跳ね上がった。

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