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龍の覚醒
官能リレー小説 - 同性愛♂

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龍の覚醒 28

あの時、水龍と俺のモノ同士が磁石のように引かれ合い、2人の距離を縮めていったのだ‥
俺たちのように2人の男を正対させる。
朦朧とした意識の中でも抵抗心はあるのだろう…男も風間も眉を顰め、互いの身体を直視はしなかった。
俺もそうだったと思う…
まさか自分が、同じ性器を持った男に引かれるとは、考えもしていなかった…
それでも水龍と結ばれた今、後悔などしてはいないと胸を張って言えた。
身体から始ったとはいえ、俺は確かに水龍を愛しているのだ。

とはいえ、風間とこの男にそんなものは求めてはいなかった。
俺はただ、男は女とやらなければいけないという偏見を、少しでも無くして欲しい…それだけだった。

左右の拳をゆっくりと近づける…
幾分かは剥けた皮の先端から半分顔を出す2人の亀頭…如何にも遊び慣れしていそうに、黒ずんでいた。
女汁で変色したのか…?
それに比べて女を知らない俺のモノは全体的に薄紅色で、情けなさすら感じてしまう。
欲情の中で発光する男達のモノでさえ、自分のモノほど淡くは無かった。

女を知らないのは…俺だけか?…

夢枕に立ったあの女の総べての処女を奪ったとはいえ、所詮それは瞞し …
男として負い目を感じてしまうのは性なのか…?
そう思うと、幾ら誰よりも逞しく屹立しているとはいえ、恥ずかしいという感情に襲われてしまう…

その感情に身体が赤く火照ってくる…
恥ずかしいという感情と…快感とが…合い塗れる…
屹立は尚一層に聳え勃ち、先走りが滝のように滴り落ちた。
その飛沫が2人の尿道口に浸入したその瞬間、風間と男の亀頭が包む皮を喰い破り、一気に勃ち上がっていった…

俺の先走りを受けただけで?…
あれ程に扱き倒してもビクともしなかったとというのに…
この先走りには媚薬の効果があるのかもしれない?と、まじまじと自分の屹立に目を落としてしまう。

亀頭をグッとこちらに向けている俺の屹立。
俺が見ても見事に思えるそれは、強く脈打ちながら雄の蜜を垂らしている。
俺は、男達がおかしくなったのはこの先走りに誘われたからでは?と考えた。
しかし、すぐに否定する。
襲われた時はまだ放出どころか、彼等の態度にうんざりすらしていた。
俺の興奮が男達を洗脳したとは思えない。ただし、男達と一体化した白い竜は俺の力だが…。
手の中のモノはますます膨張を続ける。破裂するのでは、と思わせるような強く急激な勃起だった。
「うあああ!た、助けてくれ」「い、痛い…どうにかなっちまう!」
2人は制御の出来ない激しい勃起に恐怖すら感じているようだ。
余裕ありげに俺の裸体を眺めていた2人の男はもはや俺に手出しする気が完全に失せている。
俺はすっかり立ち上がってしまった男のモノに自らのモノを合わせる。広がりきっている尿道にまともに先走りが入った。
「くああ!」
バギィーン!と音すら立てて男のモノが怒張する。この男にとってこれ程までの強い勃起は今まで経験した事も無いだろう…。
男は股間を突き出して、天を仰いだまま硬直してしまった。刺激が強すぎて意識が飛びかけているようだ。
力強くそそり立った男根は血管を浮き上がらせてうずいている。

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