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集落の末路
官能リレー小説 - 同性愛♂

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集落の末路 1

原始時代の出来事だった。
燃え盛る炎が、夜空を焦がしていた。
それは、山火事などではない。
――――この世ならざるモノたちが、群れを成して引き起こした業火である。
夜の闇に溶け込むような漆黒の身体を持つ異形のものたち…、それが集落の人々を襲っている。その数は優に百を超えていた。
異形のものたちは、まるで人間のように二足で立ってはいるものの、明らかに人とは異なる姿をしている。頭部には、大きな角のようなものが二本生えており、全身から黒い煙のような蒸気を発している。そして、瞳のない目からは赤い光を放っていた。
異形のものは、迎撃に出た集落の戦士の一人を捕らえたかと思うと彼の腰に巻かれた毛皮を剥ぎ取る。戦士のペニスが露わになる。
「やめろっ!離せっ!」
その男は必死に抵抗するも、圧倒的な力の差の前に為す術がない。やがて彼のペニスはねっとりとした粘液に覆われていく…。
「うああっ!熱いぃ!」
男が悲鳴を上げると同時に男根は徐々に硬くそそり立ち、最後には爆発したかのように白濁液を吹き出した。
ドビュッドビュッ!
「アガガ…」
あまりの射精感に男の口元から泡が出る。男は白目をむいて気絶していた。
他の戦士までもが次々と捕らえられて強制射精をさせられていく中、一人の少年だけは何とか異形のものたちから逃げ延びていた。
少年の名は、イークスといった。彼は今年で十五歳になる。まだ幼さが残る顔つきだが、鍛えられた肉体の持ち主だ。
イークスは森の中に逃げ込みながら、自分の村を襲った異形のものたちのことを思い返す。
(あいつらは一体何なんだ?なぜ俺達の村を襲う?)
考えても答えは出ない。ただ一つ分かることは、捕まった男は裸にされ、精を搾り取られてしまうということだけだ。
イークスは身を隠しながら集落の様子を見つめる。
捕まった者達が異形のものと様々な体位で交わっては、次々に絶頂を迎えている。その姿を見たイークスは自分の下半身に熱が集まっていくのを感じた。

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