「あの道が天狗の里へと続いているのだろうか?」文彦が不安気に言う。だが、小春丸は自信を持って答えた。「きっとそうだ」と。その自信はどこから出るのか?小春丸自身にも分からない。しかし、あの霧の中を抜けた先に何かがあるという確信だけはあった。二人はゆっくりとした足取りで歩き続ける。一歩進む度に天狗面を装着した股間からは快感が沸き上がってくる。
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