牙の勾玉
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アニキの頭の中には勾玉の卑猥な歌声だけが鳴り響いていた。 「…………うぅん……?誰かいるのかァ…………?」 市太郎は庭から聞こえてくる音に気付き、そちらへゆっくりと歩いていった。 誰も居ないはずの庭に、確かに人の気配を感じる。 市太郎は不思議に思いながら戸を開けると、そこにはアニキともデンとも別人の見知らぬ男が三人立っていた。 三人とも薄汚れた着流しを着ており、それぞれ手に刀を握っていた。 「なんだお前ら!」 市太郎は警戒しながら叫んだ。しかし、男達は市太郎の声など全く気に留めていない様子だった。 「勾玉の持ち主か」 真ん中の男が言う。 市太郎は勾玉を盗った二人が彼等に勾玉の事を喋ってしまったのではないかと思った。
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